スコールの第一印象は実はあまり覚えていない、と言ったら失礼だろうか。
各々が違う世界から召喚された仲間たちが一堂に会したときのことを思い返しながら、ライトはそう思った。
明るく賑やかで人懐こい面々の印象が強烈で、たった一言名乗っただけのスコールには精々「寡黙なのだな」程度の印象しか持ち得なかったのは致し方ない。
その後、一度カオス側との総力戦に敗れて散り散りになるまでの短い間行動を共にしたが、その時の印象も、驕った表現だと承知で言えば、「手がかからない」だった。自然とコスモスに召喚されたメンバーを纏める役割を担ったライトにとって、目の前のことに邁進しがちなフリオニール、バッツ、ジタン、ティーダといったメンバーや、あるゆる面で不安定に見えるティナ、子供の側面を隠しきれないオニオンなどに比べて、戦場での心構えができているセシル、クラウド、スコールは正直気を配る必要を感じなかったし、またそうする余裕もなかったのだ。
そうして、ライトの中で初めてスコール・レオンハートという青年を単独で思い描いたのは、クリスタルを求める旅の途上、魔女と邂逅したときだ。「仲間を信じず孤立している者」と言われて、真っ先に彼の姿が脳裏に浮かんだ。今となっては魔女の戯言に揺らいだ自分の不明を恥じるばかりだが、共に行動している間も必要最低限の会話しか交わさず仲間と距離を置く姿勢に、そういう危惧を僅かでも抱いていたのも事実だった。そしてその危惧は他ならぬスコール自身によって払拭されることとなる。
おそらく、きっかけはそれだ。
剣の手入れをしながら、ライトはそう思った。
自分が仲間を信じていないのではないかと疑ったスコールこそが、きっと誰よりも仲間の力を評価し、信じていた。その上で敢えて一人で往く道を貫く覚悟を決めていた彼は、まさに孤高の獅子と呼ぶに相応しく、ライトは同志を疑った己を恥じるとともに、初めて「仲間」という括りを越えてスコールという青年に興味を持ったのだった。
興味を持つということは、その対象をよく見るようになるということで、そうやってよく見ていれば、自ずと解ってくることも多い。
それぞれがクリスタルを手にし全員で行動するようになった今も、スコールは仲間の輪から外れて行きがちだ。クリスタルを手にして全員が集合するまでの道中で行き掛かり上共に旅したバッツやジタンにはだいぶ懐かれたようだが、独りを好む傾向は変わっていないらしい。
あれは、彼が不器用で優しいからだ。
剣を鞘に収め、今もまた独りで仲間の輪から離れたところにいるスコールを見てそう思う。
結局のところスコールは、他の仲間たち同様、目の前で苦しんでいたり困っている相手を見過ごすことが出来ない類の人間なのだ。もしかしたら人の分の荷物を限界まで背負いこんでしまうという点では仲間内でも群を抜いているのかもしれない。「自分は出来る限りのことをした」と割り切れないからどこまでも他人の重荷を背負い込んでしまうし、逆に自分の荷物を他人に持たせることも極端に嫌うのだろう。彼の他者を突き放すような物言いも態度も、独りになりたがるのも、すべては他人の荷物を持たない為、そして何より、自分の荷物を持たせない為の予防線なのだとライトは理解している。
そんなことを考えていると、視界にその姿を収めていたスコールが急に動いた。華奢な背中を眼で追えば、その背は角を曲がり、今夜の休息地と決めた廃墟の外へと消えてしまう。ああまったく、と内心で溜息を零してライトは立ち上がった。
実際、スコールが独りで静かに過ごすことを好む性質なのも間違いない。それはライトにも言える性質であるが、ライトの場合、他人が賑やかにはしゃいでいるのを見ているのは割合好きなほうだ。自分がその輪の中に入って同じように騒げるとは到底思えないが、仲間の楽しそうな笑顔を見ているのはライトにとっても楽しいことだった。だがスコールは喧噪に疲れを感じるらしく――それは時折バッツたちに無理矢理輪の中に引きずり込まれている所為もあるのかもしれないが――こうしてふらりと独りで出て行ってしまうことがよくある。スコールの戦闘力は承知しているし、状況判断・戦力分析といったことに関しても、専門機関で体系的理論的に知識を学び戦闘を生業としているというだけあって仲間内で最も信頼できるといっていいのだが、だからといって単独行動が危険だということに変わりはない。スコールならば無茶はしないだろうと思いつつも、ジタンから以前彼が平然とガーランドとアルティミシア二人を同時に相手しようとしていた等と聞いてしまえば安穏としていることもできず、気づけばスコールの居場所を把握しておく癖がついていた。
困った癖がついたものだ。
ゆったりとした足取りでスコールが消えた方へと歩きながらライトは自分自身に対する苦笑を隠せない。なんだか彼の姿を確認できないと落ち着かなくなってしまった。こんな癖が本人に知られたら「俺を侮っているのか」と怒らせてしまいそうだ、と思うのだが、これは信頼とは別のものなのだ、としか言いようがない。信頼はしている。それは絶対だ。だが、できることならスコールに傷ついて欲しくないと思うのだ。手が届く範囲にいてくれたら、自分が代わって攻撃を受け止めることもできるのだから。
……それは仲間、だからなのか。
ふと自分の感情の動きに疑問が生じる。今まで気にも留めていなかった。仲間のことを気に掛けるのは当然なのだと思っていた。だが、仲間とは支えあうものだ。こうも一方的に護りたいと思うものだろうか。仮にスコールではなく、他の仲間が独りになりたがっても、自分は同じことを考えるのだろうか。
廃墟を出れば、思いの外近くにスコールは腰掛けていた。闇の中では漆黒に見える髪の奥でブルーグレイの眸がちら、とこちらを見るが、何も言わない。
「騒がしいのが苦手なのは解るが、あまり、独りにならない方がいい」
いつもならば離れた位置で彼の居場所を確認するだけだから、当然会話もない。だが今回は存外に距離が近く、互いに沈黙を苦痛と感じるタイプではないにしても、何も言葉を掛けないのも不自然だ。そう思って声を掛けてみたものの、口をついて出てきた言葉は自分でも説教じみているな、と思うものだった。当然、言われた側であるスコールもそう感じたのだろう。
「……べつに」
返ってきた言葉は彼お得意の素っ気無いものだった。
それが「べつに騒がしいのは嫌いじゃない」という意味なのか「べつに独りでも大丈夫だ」という意味なのかは判らなかった(恐らくは後者だろう)が、彼の機嫌を無駄に損ねたことは確かだろう。わざわざ出向かれて説教されれば当然だ。
ああ我ながら度し難い、とライトは内心で自嘲する。自分がスコールに言いたいのは、きっともっと違うことなのだ。「独りにならないほうがいい」のは確かだが、それは彼を信頼していないからではなく。
「君の姿が見えないと私が落ち着かない」
弾かれたようにこちらを見るスコールの表情が素直に驚きを示している。それ程驚くことを言っただろうか、と思いつつ、ライトはその先のセリフを口に乗せた。
「どうか、私の為に、私の目が届く処にいて欲しい」
切れ長の眼を驚きに丸くして、スコールは暫くこちらを凝視していたが、やがてふい、と顔を背ける。晒された横顔が僅かに赤く染まっているように見えるのは気のせいだろうか。
「……………善処、する」
暫しの沈黙の後でやっと返ってきた言葉に、自分がどれ程大胆な告白をしたのか自覚していない勇者は「ありがとう」と微笑んだのだった。
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無自覚な愛を君に。
今は小さな僕の手だけど
その日の寝床が決まると、簡素だが和やかな食事が始まり、それが終われば各自思い思いに過ごすのが自然な流れになっている。大概の場合、バッツとジタンとティーダのお騒がせトリオが何かしら騒動を巻き起こし、ティナがにこにことそれを見守る。騒動の犠牲者は日替わりだ。今日はフリオニールとクラウドが捕まっていた。セシルと、珍しくライトも、賑やかな笑い声と一部悲鳴の渦を見ている。
残る一人は、とオニオンは首を巡らせた。
案の定、残る一人の仲間であるスコールは、騒ぎの余波を受けない距離を保って自らの愛剣の手入れをしていた。
食事が済んでから就寝するまでの時間は、今のように騒いでいる場合を除き、皆武器の手入れをしていることが多いが、特にスコールは、その特殊で複雑な構造の武器故なのか、入念に手入れしている姿をよく見る。
チャンスかも。
オニオンは内心大きく頷いた。壁に凭れて座り、無造作に長い脚を片方投げ出した姿勢で武器の手入れをするスコールの傍まで歩く。近づいてきた少年に、スコールも顔を上げた。
「…どうした?」
普段はティナの傍にいるか、お騒がせトリオとじゃれているかのどちらかなことが多いオニオンが自分のところまで来るというのが心底珍しいと思っているのだろう、いつもは無表情なスコールがさも不思議そうに尋ねる。それに背中を押されて、オニオンは口を開いた。
「あのさ、お願いがあるんだ」
「なんだ?」
オニオンにお願いされるようなことなど何も思いつかないスコールがそう返せば、少年はそれ、とスコールの愛剣を指差す。
「ガンブレードか?」
「うん。その武器、持たせてもらってもいい…?」
期待と不安の入り混じった目で見つめられて、スコールは自らの手の中にある剣に視線を落とした。
数秒の沈黙。
「あ、ダメならいいんだ、全然!」
その沈黙を拒否と受け取った少年が焦り気味に言い募って踵を返そうとすると、寡黙な青年の手がカチャン、と音をたててシリンダーを戻し、そのままグイ、と持ち手を少年に突き出す。
「別に構わない」
その言葉に、オニオンの表情がぱっと輝いた。どうやら相当興味津々だったらしい、とスコールは察する。
「ありがとう!」
素直な感謝の言葉とともにオニオンはスコールの前に座り込み、慎重にガンブレードを受け取った。
思っていたよりも軽い。
通常の剣にはない機構が組み込まれているから、クラウドのバスターソード並みとは言わないが、自分の持っている剣などよりは遥かに重いのだろうと思っていた。だが実際こうして手にしたガンブレードは、通常の剣と殆ど変わらないか、下手をすれば軽いくらいだ。
「もっと重いと思ってた」
「…素材の耐久性と軽量化が追求されてるからな」
「そういう研究とかもあるんだね、スコールの世界は」
具体的な想像はできないが、恐らく、町の腕のいい鍛冶屋が丹精込めて作り上げた剣だとか、禁断の地に封印されていた剣だとか、そういう、自分の世界では当たり前だった感覚とは全く違う方向性で作られているものなのだろうという推測はできた。
斬りつけるというより実際は叩きつけることでダメージを与える両刃の剣と違い、軽い分限界まで鋭く研がれた片刃は綺麗に磨かれ、鏡のよう、とまではいかないまでも、じっと見入る自分の顔が映っている。
しばらくその刃に見入った後、徐にオニオンは顔を上げる。
「あれ、スコールってよくクラウドと手合わせしてるよね?これだと凄く切れ味は良さそうだけど、クラウドのバスターソード相手じゃ力負けしちゃわないの?」
格下の相手なら斬りつけて一瞬で勝負が決まるだろうが、実力が均衡するほど、互いの攻撃を互いの剣で防ぐ場面が増えてくる。そうなった時、耐久性が追求されているというから刃毀れの心配はないのかもしれないが、この軽い剣ではあの重量のある大剣と渡り合うのは不可能に思えた。
「重量で力負けする分を、火薬の爆発力で補うんだ」
「ああ!そっか」
ガンブレードの最大の特徴を失念していたことに気づき、オニオンは得心した様子で今度は視線をその複雑な機構に移す。銃、というもの自体が少年には縁のない武器で物珍しいのだが、剣と銃を合体させたこのガンブレードは、銃が普通に存在する世界に於いても幻と言われるほど珍しいのだそうだ。銃器を見慣れている仲間も、こんな武器は見たことがないと言っていた。
この、弾を入れてるところ、カチャッと出してクルッと回すのがカッコいいんだよね。
そう思いながらオニオンがその動作を真似しようと試みるが、初めて銃に触れた素人に、そんな慣れた仕草が出来るはずもなく。
シリンダーを上手く振り出すことができずにあたふたしていると、伸びてきた手が慣れた仕草でシリンダーを振り出した。
「あ、ゴメン」
「銃に触るのは初めてか?」
「うん」
オニオンが素直に頷けば、スコールがガンブレードを指差しながら各部の名称と動きを教えてくれる。セリフの殆どが単語で構成されたような無愛想な説明だが、初心者に解るようにかなり基本的なところから説明してくれていることは少年にも伝わった。
スコールとこんなに話すの、初めてだ。
説明を真剣に聞きながら、オニオンはふと思う。
コスモスに召喚された仲間たち10人の中で、実は年下組にカテゴライズされるはずのスコールだが、その落ち着き加減と、本来年上組の筈のバッツがお騒がせトリオとして年下組にすっかり馴染んでしまっていることから、年上組に配されることが多い。更に、元々寡黙な上に単独行動を好む傾向があるせいで会話する機会が少なく、少年にとっては「なんとなく近寄り難い人物」という認識が定着してしまったのだ。ずっと興味のあったガンブレードを触らせてもらうのにも、タイミングを見計らって、勇気を振り絞らないとお願いできなかったくらいに。
でも、聞けばちゃんと話してくれるんだ。
今まで、話しかけてもまともに答えて貰えないのではないかと勝手に思い込んでいたけれど、そんなことはないのだ。聞けばきちんと丁寧に答えてくれる人なのだ、とオニオンの中で認識の訂正がなされる。あまり付き合いの長くないこの仲間たちの間では、寡黙なスコールが実は自分の好きなものに関してだけは比較的よく喋るという事実が知られていないのだった。
「…解ったか?」
「うん。ありがとう」
今度こそスコールの真似をしてシリンダーをしまう。カチャン、と小気味のいい音をたててシリンダーが元の位置に収まると、オニオンは最後の仕上げ、というつもりで立ち上がり、ガンブレードのグリップに手を掛けようとした。
「…あれ?」
中指・薬指・小指と親指でしっかりとグリップを握り、人差し指をトリガーに掛ける、はずなのだが。
「………」
座ったままのスコールも、丁度目線の高さが合うその右手を無言で凝視している。
暫しの沈黙がその場を支配した後、その静寂を破ったのは少年の情けなさそうな、それでいて悔しそうな声だった。
「あぁぁぁもーーーーっ!絶対大きくなってやる~っ!!」
グリップをしっかり握ればトリガーに指が届かず、トリガーに指を掛ければグリップを握れず。
未だ成長期を迎えていない少年の手にはガンブレードは大きかったのだ。
絶対大きくなる。ならないわけないんだ、なるに決まってる。とにかく好き嫌いはなくそう。
地団駄を踏みそうな様子でそんなことをぶつぶつと呟くオニオンの横で、ガンブレードの持ち主が立ち上がった。その身長差、優に25センチ以上。
僕だってこれくらい大きくなる予定なんだ、3年後くらいには!
自らの成長計画を練り始めた少年の手から、スコールが愛剣をそっと取り返す。それに気づいたオニオンが我に返って改めて礼を言おうと顔を上げた時。
「焦らなくともいずれ握れるようになるさ」
ぽん、と頭に置かれた大きな手と、微笑とも苦笑ともつかない表情とともにそんな言葉が降ってきた。
普段滅多にポーカーフェイスを崩さないスコールの、そんな柔らかな表情を見るのは初めてで、しかもこんな励ましの言葉をかけて貰えるとも思っていなくて、オニオンの心になんだかくすぐったい感情が湧きあがる。
「ありがとう、スコール」
満面の笑みでそう答えると、少年は未だ賑やかな騒動を展開している仲間たちのところへ駈け出した。
スコール、笑ったら凄くきれいなんだ。きっと皆知らないよね!
自分だけが知る秘密ができたような、何とも言えない昂揚感を覚えながら騒動の中心にダイブする。
これからしばらくの間、オニオンは「あのスコールの笑顔を見た人間」として仲間内限定で新たな伝説の称号を手にすることになるのだった。
傘がない
簡素な野営の設備は外部の音を隠さない。
ゆっくりと浮上した意識で捉えた雨音に、スコールは眠りが醒めた理由を知った。
音と気配を殺して起き上がれば、仲間の穏やかな寝息が空間を満たしている。正確な時間は判らないが、恐らく就寝してからまだ2時間程度しか経っていないだろう。戦闘が続く毎日に、きちんと睡眠を摂ることは必要不可欠だ。このままもう一度眠りに就けたらいいのに、と思いながらもそれが不可能であることを知っているスコールは、そっと天幕の外へと抜け出した。
天幕から20メートル程離れた位置、雨を凌げる場所に火が見える。今夜の番をしているライトとセシルはそこにいるのだろう。スコールたちが天幕に入る前には、すぐ近くで火を起こしていたが、今夜の寝床となったこの場所は一方からしか進入できない地形だからそちらの警戒さえしていれば、この程度離れていても問題はないと踏んで雨が凌げる場所に移動したというところか。スコールは離れた位置にいる彼らに気づかれないように彼らとは反対方向に歩き出した。
彼らに見つかれば早く寝た方がいいだとか、色々お節介を焼かれるに違いない。
そんなこと、言われなくとも解っている。
眠りたくとも眠れないのだ。ただ雨が降っている、それだけのことで。
眠って雨が止むまで過ごせたらどんなに楽だろうと思うのに。
降り続く雨にしとどに濡れながら、天幕から離れた岩場までやってきたスコールは、迫り出した岩の陰になって雨を避けられる場所を見つけると、そこで片膝を抱えて蹲った。
自分でも、よく解らない。
ただ雨が降ると酷く不安になる。この世界に自分だけになってしまったような孤独感。なのに他人の傍にいると独りにならなくてはいけないと感じる焦燥感。
この世界に来る前の記憶は酷く曖昧で、はっきり憶えていることと言ったら自分がSeeDと呼ばれる傭兵であること、それに伴う戦闘知識、そして魔女が倒すべき相手であること、それくらいだ。後は折に触れ思い出した断片的な記憶ばかりで、一体自分がどうしてこんなにも雨を厭うのか、さっぱり見当もつかない。孤独感と焦燥感に心をもみくちゃにされながら、ただただ雨が止むのを待つだけ。
もっと強くならなくては。雨ぐらいで心がこんなに乱れるなんて、自分の弱さに吐き気がする。
半ば強引に自分自身を叱咤してみても瞬時にこの現状が変えられるはずもなく、スコールがぎゅっと拳を握り締めた時だった。
「俺も雨を凌ぎたいんだが、隣り、いいか?」
驚いて振り仰いだ先で、作り物じみた真っ青な双眸と視線がぶつかる。
真っ青な眼の男・クラウドは問いかけたくせにスコールの了承を待たずに隣りに腰を下ろした。
「…なんで来た」
スコールがそう言えば、クラウドはちらともこちらを見ずに口を開く。
「俺が何処に行こうと、俺の自由だろう」
にべもない返答に、それ以上問い詰めるのも躊躇われた。きっと、普段の自分に対する仲間たちもこんな気持ちなのかと思ったが、それも今はどうでもよかった。
隣りに感じる体温にどこか安堵している自分が心底腹立たしい。こんなことでは駄目だと朧げな記憶の奥底で誰かが叫ぶ。独りにならなければ。独りでいられる自分でいなければ、と自分を責めたてる幼い声が脳裏に響いた。解らない。雨が降ると聞こえるこの幼い声は一体誰だ?
内側からスコールを責める幼い声は尚も続ける。
独りでいなくては、誰かといては、いつか置いていかれてしまうから…!
心の内で反響する声に思わず 頭 ( かぶり ) を振った時。
「…なに、を」
隣りから伸びてきた腕にぐいっと頭を抱え込まれて呆然と呟く。
「隣りにいるのにまるっきり存在を無視されるのはムカつくからな」
不機嫌そうに答えたクラウドが、スコールの頭と言わず肩から抱き寄せた。
「クラウド、離せっ」
抱き込まれる形になったスコールは抵抗するが、如何せん、あの大剣を振り回すクラウド相手の腕力勝負では圧倒的に分が悪い。
「濡れて体が冷えた。寒いんだから大人しくしてろ」
さも当然のように言い放ったクラウドに対し、濡れたのもあんたの自由じゃないのか、と思うスコールだったが、体勢の悪さも手伝ってスコールがどう身動ぎしようとびくともしない腕にやがて抵抗を諦めた。
クラウドの胸に押し付けられる形になった耳に、規則正しい鼓動が伝わってくる。
体温よりもはっきりと他人の存在を感じさせるそれは、何故だかあのどうしようもない焦燥感を刺激することもなく、ただ純粋な安心感をスコールに与えた。
眼を閉じて、トクン、トクン、と小さいけれど確かな音を追うことに集中していると、耳障りな雨音が意識の外へと遠のいていく。それと一緒にあれ程自分を苛んだ孤独感と焦燥感も消えていき、そして。
「…眠った、か」
腕に掛かる重みが増したことに気づいたクラウドは、そっと自らの胸に抱えた相手の顔を覗き込んだ。
幾分か歳相応の幼さを取り戻した寝顔に先刻までの険しさはなく、小さな寝息も落ち着いていることを確かめて、安堵の息を吐く。
「素直に心配もできない相手ってのは厄介だな…」
傍にいて、抱き締めることで救えるのなら幾らでもそうするというのに、救いを求めながら救いを拒む矛盾を抱えたこの獅子には、素直に手を差し伸べることも容易ではない。何を恐れているのかは知らないが、僅かでもその恐れの一片を見せてくれたらきっと、彼をそこから救いあげることができるのに。
とはいえ、ひとりで全てを解決することを是とするスコールにとっては、それがとても難しいことなのだと、正直なところその辺りは似た者同士だと自覚しているクラウドは理解しているし、責める気もない。
今はこうやって、腕の中に彼を抱いていられることに満足するべきだと思っている。
「アンタに好きだと言える日がくるのは、いつなんだろうな」
いつか、スコールが他人の好意を受け止められるようになるその時を思いながら、クラウドも眸を閉じた。
あなたについておもうこと
ウォーリアオブライト編
■フリオニールについてどうおもいますか。
フリオニールはとても一本気で表裏のない真っ直ぐな性格だ。人としてとても好ましいと思う。真っ直ぐすぎて時に猛進してしまいそうになるのは危険だが、「夢がある、夢の為に進む」と衒いもなく言い切れる強さと潔さが私達を引っ張ってくれることもある。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
初めて会った時は幼さに驚いた。だが、自らの世界で伝説の称号を手にしたというだけあって、頼りになる仲間の一人だ。最近は少し子供らしい言動が多くなってきたような気がするな。やはり最初の内は年長者ばかりに囲まれて背伸びしていたのかもしれない。
■セシルについてどうおもいますか。
セシルは優しい青年だ。そして芯の強い青年でもある。兄と戦わねばならない状況を憂いているが、自らの為すべきことを見失ったりはしないだろう。物腰が穏やかだから油断していると偶に柔和な笑顔で核心を突く一言を言うから驚くことがある。
■バッツについてどうおもいますか。
…落ち着きがないな(溜息)明るく積極的で全ての物事を前向きに捉えられるのは、いいことだと思う。ずっと旅をしてきたと言っていた。バッツならば、地図も道標もない旅であっても、それはそれで面白いと歩を進めることが出来るのだろう。
■ティナについてどうおもいますか。
我々の中で唯一人の女性ということもあって、彼女の笑顔に癒されている者も多いようだ。ただ、魔力では群を抜いているからその点ではとても頼りになる仲間と言える。出会った頃は儚げな雰囲気だったが、最近は現実を見据える強さを身につけたように思えるな。
■クラウドについてどうおもいますか。
大柄なわけでもないのに、あの大剣を軽々と振り回す様はいつ見ても不思議だ。よくバッツとティナに頭を撫でられているのを見掛けるが…。諦めているだけかもしれないが邪険に拒絶しないあたりが、クラウドの優しさなのだろうな。
■スコールについてどうおもいますか。
独りになりたがる癖は中々直らないようだ。傭兵だというだけあって状況判断や戦力分析は的確で単独行動でも切り抜けられてしまうから余計始末に負えない。とうとう私にも、彼がどこにいるかを常に確認する癖がついてしまった。
■ジタンについてどうおもいますか。
よく、バッツやティーダと騒いでいる。騒がしい割りに物事をよく見ているが、それでも時折調子に乗って失敗する事がある。だが、その失敗を確実に取り返す意思と強さがあるのがジタン、と言えるのかもしれない。
■ティーダについてどうおもいますか。
明るく元気な、仲間内で一番のムードメーカーだな。楽しい時に笑い、悲しい時に泣ける素直な強さがあると思う。敵味方ということは関係なく、超えるべき存在として父の背中を追っている。そういう存在がいることを、羨ましく感じることがあるな。
フリオニール編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
凄く真面目だな。堅物で冗談なんか全然通じなさそうに見えるが、結構話のわかる奴だ。なんて言うか、いつでも思考と行動にブレがないって言うか、一本筋が通ってるって言うか。だから自然と皆ライトの言うこと聞くんだろうな。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
オニオンか。最初は、ませた子供だと思ったな。今でもたまに思うが…。でもやっぱり素直なところの方が多いかな。何故だか知らないが、名前を教えてくれないんだ。だからオニオンと呼んでるんだが…。伝説の称号だって言うし、誇りを抱いてるんだろうな。
■セシルについてどうおもいますか。
にこにこ笑って人の話を聞き出す天才だな、あいつは。セシルに話したら、気づいたら仲間たち皆に俺の夢が知られていたぞ…。子供みたいな夢だから黙っておきたかったのになぁ。でも「素敵な夢だと思うよ」なんて悪びれもせずに言われてしまうと、まあいいか、と思ってしまうんだ。
■バッツについてどうおもいますか。
とにかくへこたれない奴だな。それと常に楽しいことを探してる。好奇心と探究心が旺盛で、興味があればどこにでも行ってしまいそうに見える。実際そうやって旅をしていたと言ってたしな。ものまねするのが大変だって文句を言われたんだが…。なんだか理不尽な文句じゃないか?
■ティナについてどうおもいますか。
大人しい気弱な女の子かと思ってたんだが…。とりあえず色々なものを触って確かめたくなるらしくて、いきなり手が伸びてきて驚かされることが結構ある。この間はライトが大人しく兜の飾りを触らせてたなあ。俺もバンダナを触らせて欲しいと頼まれたよ。やっぱり女の子の頼みは無碍にできないよな。
■クラウドについてどうおもいますか。
俺の夢が仲間内に広まった原因その2、だ。でもクラウドも同じ夢を見たいって言ってくれたし、戦う意味を探してたあいつの助けになったのなら良かったと思っている。俺も色んな武器を持ってるが、あの大剣はさすがに扱えないな。持たせてもらったことはあるんだが、無理だった。
■スコールについてどうおもいますか。
口数が本当に少ないんだが、偶に出てくる言葉は容赦がない。冷静に物事を見ているからなんだろう。でもだからなのか、なんだかんだとフォローをしてくれたりするんだ。根はいい奴なんだな。あと、17って年の割に食が細いのが気になる。華奢だし、もう少し肉をつけてもいいと思うんだがなぁ。
■ジタンについてどうおもいますか。
なんであいつはあんなに女の子の扱いに慣れてるんだか…。あれで16だって言うんだから末恐ろしいと言うかなんと言うか…。それと何かというと競争に持ち込むのもどうかと…。まあだいたい一緒になって競争してるのはバッツやティーダだし、楽しそうだからいいんだけどな。
■ティーダについてどうおもいますか。
親父さんの話になるとすぐ意地を張るが、それ以外は素直ないい奴だ。本当に魚みたいに自由自在に泳げるのは凄い。ブリッツボールっていうのをいつか一緒にやろうと言ってくれる。巨大な水槽で潜ったままボールゲームをするって想像がつかないんだが、いつか実現したらいいと思ってる。
オニオンナイト編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
ライトはホントに騎士って感じがしてカッコいいよね。ここに来る前のこととか全然思い出せないんだって。名前も判らないって寂しいんじゃないかなって思うから、僕も名乗らないことに決めたんだ。あ、これ秘密だからね!でも、ライトは「ライト」って呼び名が凄く似合ってると思うよ。
■フリオニールについてどうおもいますか。
フリオニールは真面目だから、僕の嘘泣きにもすぐ引っ掛かっちゃうんだ。あんなに警戒心なくて大丈夫なのかなぁって時々心配になるよ。逆に僕にはご飯ちゃんと食べろよとか、細々とした心配をしてくれる。好き嫌いなくご飯食べたら、フリオニールくらい大きくなれるかな。
■セシルについてどうおもいますか。
最初はあんな真っ黒な鎧で全身覆ってるから怖かったんだ。もちろん今はもう平気だけど、でもやっぱり普段は素顔の方でいて欲しいよね、気分的に。バッツと色んなジョブの話をしてて竜騎士の話になったとき、「最高の竜騎士を知ってる」って言ってた。何だか凄く誇らしげだったけど、どういうことなんだろう?
■バッツについてどうおもいますか。
バッツとは色んなジョブの話をするんだけど、バッツの方が知ってるジョブは多いんだ。楽しそうでいいなってちょっと羨ましいんだけど、バッツも「オニオンナイトなんていうのはおれの世界にない!」って言ってたから安心した。だって、僕が苦労して手に入れた伝説の称号なのに、別の世界とはいえ簡単に手に入れられたらムカつくでしょ。
■ティナについてどうおもいますか。
僕が守るって約束したけど、「私も守るよ」って約束し返してくれたんだ。だから皆を守ろうねってもう一回約束したよ。手触りのいいものが好きみたいで、気づくと僕の兜の飾りを触ってるんだよね。アルティミシアの羽根も実はこっそり羨ましそうだから、ふらふら吸い寄せられないかちょっと心配なんだ。
■クラウドについてどうおもいますか。
前に髪の話になって、頑固な癖毛の扱いがどんなに大変かで意気投合したんだ。僕らの中ではライトの次に年長だし、クールな感じだからちょっと近寄り難かったけど、あれで凄く親近感が湧いたよ。僕は見たことがないんだけどバイクっていうのに乗るのが好きなんだって。すっごい速いんだってさ。楽しいんだろうなあ。
■スコールについてどうおもいますか。
羨ましいよね、癖のない柔らかい髪…。スコールはなんか、色々カッコいいと思うよ。あの武器もカッコいいもんね。一回頼んで持たせてもらったけど、持てなかったんだ。僕の手じゃちっちゃくて、トリガーに指掛けられなかったんだよ。あーあ、大きくなりたいなあ。
■ジタンについてどうおもいますか。
僕相手に背比べしてギリギリ勝って喜んでるって凄く低レベルだと思わない?僕、ジタンより3つも年下なんだよ?今だってギリギリなんだし、あと1年もしたら絶対追い抜いてると思うね。そうしたらきっと、すっごい悔しがるんだろうなあ。楽しみだね。
■ティーダについてどうおもいますか。
なんか軽々と地雷を踏んでくタイプだよね、ティーダって。被害に巻き込まれるこっちの身にもなって欲しいよ、ほんと。でもなんか憎めないっていうか…。得なタイプだよ絶対。ブリッツボールってスポーツのエースなんだって。見てみたいなあ。
セシル・ハーヴィ編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
揺るがない人ってイメージかな。僕達を支えてくれるリーダーだね。落ち着いてるから喜怒哀楽が判りにくいところもあるんだけど、最近ちょっと判り易くなった気がするよ。本人は気付いてないと思うけど。ほら、傍で見ている方がよくわかることってあるだろう?
■フリオニールについてどうおもいますか。
真面目で素朴な人。のばらの咲く世界、僕もいいなって思うよ。色んな武器を扱うから手入れが大変だろうと思って、最近剣と槍と弓の手入れは手伝ってあげてるんだ。槍と弓の扱いも知ってるのかって感心されたんだけど、幼馴染に槍の名手と弓の名手がいるから知ってるんだよ。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
オニオンはしっかりしてるよね。僕があの子くらいの齢の時を考えたら本当に凄いなと思うよ。でも、今は年上ばかりに囲まれてる所為もあって、本人は早く大きくなりたくて仕方ないみたいだね。その気持ちは僕にも覚えがあるけど、大人になったら屈託なく友達と笑い合えた頃がどんなに愛おしいものか解るんだよね…。
■バッツについてどうおもいますか。
懲りない・めげない・へこたれない、だね、バッツは。勿論彼だって色んな経験を積んでるんだから、本当に全くの言葉通りなわけはないんだけど、そうであろうと自分に課してるんじゃないかな。そう自分で思い込むことで、本当にそういう自分に近づいていけるだろうし。
■ティナについてどうおもいますか。
心が強くなって、自分の力を受け容れることができるようになったね。彼女とちょっと違うけど、力が悪しきものに染まるんじゃないかって不安は僕もよく知ってるし、その迷いや不安から脱するのがどれだけ大変かも解るから、本当によかったと思うよ。
■クラウドについてどうおもいますか。
頼りになる人だと思うよ。普段は、何かというとバッツに頭撫でられて憮然としてるかな。チョコボレースの話なんか教えちゃうから余計懐かれちゃったんじゃない?ああ、でも、僕もちょっと興味はあるよ。山や海を越えられるチョコボって凄いよね。
■スコールについてどうおもいますか。
17とは思えないほど落ち着いてるし、戦闘に関する知識も経験もあるから頼もしい仲間だよ。寡黙でふっと独りでどこかへ行ってしまうところとか、ちょっと知り合いと重なって気になる、かな。ああ、偶に口に出す突っ込みが容赦ないところも似てるのかも。
■ジタンについてどうおもいますか。
ジタンも、別の知り合いを思い出すんだよねぇ。女の子の話に飛びつくところとか。軽い調子でいるのに実はしっかりしてるところとか。でも時々調子に乗って失敗したりするところとか。うん、こう挙げると本当に似てるよ。でもジタンはまだ16だから、あれでいいと思うんだけどね。
■ティーダについてどうおもいますか。
明るくて、あの明るさに僕も背中を押されたよ。太陽って意味の名前だって言ってたけど、本当に、名前の通りの子だと思う。明るく照らして、暖めてくれる太陽。ついでに遠慮なく全部口に出して言っちゃうところも、頭上で容赦なく照りつけてくる太陽みたいだよ。
バッツ・クラウザー編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
ライトか~?そうだな、真面目!でもって頼りになる!だけどさ、記憶がない所為もあるかもしれないけど、使命に一生懸命過ぎてそれ以外のことが見えなくなってるんじゃないかって思うこともあったな。そう、過去形。最近はそうでもなくなった。理由?うーん、使命以外のことに興味が出てきたってこと、じゃないかな。これ以上は秘密だ!
■フリオニールについてどうおもいますか。
フリオも真面目なヤツだよ、ライトと違った感じで。あんなに武器とっかえひっかえするなんて器用なヤツだよな。勿論、それを真似ちまうおれはもっと器用だけどな!フリオの夢はのばらの咲く世界を作ること、だろ。おれも旅してみたいな~って思うよ。きっとそこは凄く自由な風が吹いてるんだ。ボコと一緒に駆け抜けたいな。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
ネギは…あ、ネギってティーダが最初に呼び始めてさ、言い易いからおれもネギって呼んでるんだ。で、ネギはこしゃまっくれたガキ!おれとジタンとティーダとかではしゃいでるとさ、「呆れた」とか口では言うくせに羨ましそうなんだ。で、結局一緒になって騒ぐんだよな。背伸びしてる感じが微笑ましいよ。
■セシルについてどうおもいますか。
セシルがさ、メカチョコボってのを知ってるって言うんだ。メカだぜメカ!ボコと友達になれる…か…な?え?ああ、セシルのことな。セシルは優しいよ。それで強い。本人はあんまりそう思ってないみたいだけど、辛いことや苦しいことを真っ直ぐに見据える強さ、って言えばいいのかな。そーゆーの持ってるヤツだと思うよ。
■ティナについてどうおもいますか。
可愛いよ、単純に。ボコの話をしたら、凄く会いたがってた。うん、おれも会わせてやりたいなあ。あと、モーグリが好きみたいだから、知り合いに紹介してやりたいよ。モーグリと話が出来る子が知り合いにいるんだ。きっと仲良くなれると思うぜ。
■クラウドについてどうおもいますか。
ボコ…(遠い目)あ、いや、クラウドの髪型見るとやっぱりボコ思い出しちゃってさ、こう、ついつい撫でたくなっちゃうんだよなぁ…。でもそうやってしょっちゅうクラウドの傍に行ってると、結構判ることとかもあるんだ。クラウドがよく誰を見てるか、とかさ。誰かって?それはおれが言っちゃいけないことだろ。
■スコールについてどうおもいますか。
あれで17って落ち着きすぎだろ~!まあ、あの冷静さに助けられたりもしたんだけどさ。最初はすっげぇ冷たくて取り付く島もない感じだったけど、ホントは優しいヤツなんだよ。独りになろうとするとこは相変わらずだから、時々ジタンやティーダと強襲して無理矢理輪に引きずり込んでやるんだ。本人の反応?デカイ溜息ついてるよ。気にしないけどな!
■ジタンについてどうおもいますか。
気の合う仲間だな。まだ16の癖して女の子に目がないってのはどうかと思うぞ~?「レディ」なんてセリフ、20年生きてきておれ言ったことないって。うーん、知り合いに女の子扱いするとガラじゃないって気持ち悪がるヤツがいるんだけど、ジタンと会わせたらどうなるんだろうな。ちょっと面白いことになりそうだな。
■ティーダについてどうおもいますか。
ティーダとも気が合うな。おれの世界じゃチョコボは稀少種なんだけど、ティーダのとこだとレンタルチョコボがあったりチョコボ騎兵隊があったり、チョコボ天国らしいんだ。チョコボ三昧…楽しそうだなあ。ボコが子沢山の大家族になれば、おれもチョコボ天国気分味わえるかな。
ティナ・ブランフォード編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
頼りになる人、かな。最初は怖かったの、強くて厳しい人なんだって思って。自分の力が怖くて仕方ない私は、足手纏いに思われてるんじゃないかって不安だった。でもね、「君の力を信頼している。君の想いを信じている」って言ってくれて…。ライトに信じてもらえるって、なんだか凄く力になるの。
■フリオニールについてどうおもいますか。
フリオニールの夢が、私の夢にも繋がってる。夢を見るっていうこと、未来を想うっていうこと、彼の夢が教えてくれたの。子供みたいな夢だって、フリオニールは恥ずかしがるんだけど、凄く、素敵だよね?でも、私も同じ夢を、色んな花が咲いてる世界を作る夢を見るって言ったら、喜んでくれたよ。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
私を守るって言ってくれた子。たくさん助けてくれた子。私もあの子を守れたらいいなって、ううん、守ろうって思ってる。そう言ったら、それじゃあ2人で皆を守ろうねって約束したの。あとは…何故かしら、いつも「どんなに手触りよさそうでもふらふらついて行っちゃダメだよ」って言われるんだけど、誰についていくのかしら…?
■セシルについてどうおもいますか。
黒い鎧が怖いなって最初は思ったんだけど、お話ししたら凄く優しい人だった。なんだろう、私の不安や恐れを、とても良く理解してくれているの。悩みや迷い、恐れや不安を抱えてるのは私だけじゃないんだって、皆そういうものと向き合って戦ってるんだって教えてくれた人、かな。
■バッツについてどうおもいますか。
バッツはいつも元気をくれる人。どんな時でも楽しいことを見つけてしまうの。私も、そんな風になれたらいいな。バッツの相棒はボコっていうチョコボで、凄く人の気持ちがよく解る賢い子なんだって嬉しそうに話してくれた。ボコを枕にお昼寝したりするんだって。モーグリをふかふかするのと同じくらい気持ちいいかな?
■クラウドについてどうおもいますか。
バッツがね、よくクラウドの頭を撫でてるの。ボコを思い出すって言って。見ていたら私も触りたくて、撫でさせて貰ったわ。ふふ、硬い毛なのに凄く手触りがよくて気持ち良かった。きっと、クラウドはあんまり触れられたくないんだろうけど…。黙って撫でさせてくれるの、クラウドが優しいから、なんだよね。
■スコールについてどうおもいますか。
スコールの髪とか、服のふわふわとか、凄く手触りがよさそうで触りたいって思うんだけど…。あんまり話してくれないし、お願いしても大丈夫か判らなくて…。スコールは独りになりたがるってバッツが言ってたけれど、独りでいられるって強いんだと思う。私は心細くて不安で仕方なかったから。
■ジタンについてどうおもいますか。
ジタンも前向きで明るい人。バッツやティーダとはしゃいでるのを見ていると私も楽しくなるの。それと、私に凄く気を遣ってくれるよ。「レディに優しくするのは当たり前」って。ふふ、知り合いに同じこと言う人がいるの。ここに来る前の記憶は凄く曖昧だけれど、ジタンにそう言われて思い出した。
■ティーダについてどうおもいますか。
ティーダは本当に太陽みたいに明るい人。このあいだ、シュートを見せてくれたよ。ホントは水の中でするんだって言ってたけど、凄くカッコよかった。お父さんの名前がついてるシュートだから、いつか自分の名前に変えるんだって。ティーダならできると思うな。
クラウド・ストライフ編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
あれほど揺らがないヤツも中々いないだろうな。自分の中で尊ぶべきもの、優先するべきものがはっきりと定まっていて些細な横槍が入ったくらいではびくともしない。俺にはとても真似できないな。
■フリオニールについてどうおもいますか。
子供みたいな夢を、真剣に追えるヤツだ。あの真っ直ぐさ、偶に羨ましい時もある。あいつはきっと、友達だから、ただそれだけの理由で人の為に一生懸命になれるんだろうな。フリオニールを見てると、時々胸が痛むような懐かしさを感じる。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
俺があいつくらいの齢だった時、俺は何もできない、ただ英雄に憧れるだけの子供だった。それに比べたらあいつは立派な戦士だ。今は年上に囲まれてるから本人は歯痒いんだろうがな。
■セシルについてどうおもいますか。
面倒な手順を踏んで戦いを避ける道と、手っ取り早く戦って済ませる道があれば、あいつは戦わない道を選ぶだろう。だが戦うしか道がない時にそこから逃げるような真似もしない。芯が強い、ということなんだろう。
■バッツについてどうおもいますか。
…人をチョコボ代わりにするのは止めて貰いたいもんだな。だが、そういう時のバッツは酷く懐かしそうな眼をしてるんだ。それがあいつを無碍にできない理由、かもな。
■ティナについてどうおもいますか。
最近バッツと一緒になって俺の髪を撫でに来るんだが…(溜息)ティナは出会った頃は気弱で自分から動く雰囲気じゃなかったからな。精神的に成長して強くなったんだと思って、許容…というか諦めた。
■スコールについてどうおもいますか。
強いのに危ういヤツ。いや、危ういのに強いのか。どちらとも言えないが、孤高に立ってる姿が凛として綺麗だと思う。煩く話さないのも、傍にいて心地いい。戦闘スタイルが一番近いから、手合わせすると白熱して面白い。
■ジタンについてどうおもいますか。
軽口が多いが、あれはあいつなりのモチベーションを保つ手段なんだろう。初めて会った時はしっぽに驚いたが…。見慣れてしまえば、なんてことはないな。ジタンはジタンでしかない。
■ティーダについてどうおもいますか。
本人に言えば否定するだろうが、あいつが父親に抱いてるのは憧れだろう。いつか肩を並べたい、背を追い越したい、そう思える相手がいるのは少し羨ましい。俺にもかつてはそういう相手がいたがな…。
スコール・レオンハート編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
常に前を見据えて強くて揺らがなくて迷わなくて…。俺には、眩しい。時々目が合うと、俺の弱さを見透かされそうな気がする。
■フリオニールについてどうおもいますか。
子供みたいな真っ直ぐさを、当然のように持っている奴。その真っ直ぐさを隠そうともしないから、知らないうちに周りも感化される…ような気がする。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
ガンブレードに興味があるみたいだな。まともに持てなくて悔しがっていたが、俺だってあいつくらいの時には構えることも出来ずに引き摺ってたさ。
■セシルについてどうおもいますか。
誰に対しても柔和に接することができる奴なんだろうな。俺が騒がしい連中に捉ってると適当なタイミングで奴らを抑えてくれる。が、絶対に最初からそうはしない辺りが、喰えない奴だ。
■バッツについてどうおもいますか。
騒がしい奴その1、だな。アイツは何が楽しくて一々人を巻き込むんだ…?俺を気にかけてるというのなら、もう少し方向性を検討してくれ…。
■ティナについてどうおもいますか。
前より笑顔が増えたんじゃないか。いいこと、なんだろう、きっと。時々、じっと見られているんだがあれは一体何を求めてるんだ…?
■クラウドについてどうおもいますか。
クラウドは傍にいても余計な会話が要らないからラクだ。言葉にしなくても理解されているような気がする。向こうが同じように感じているかは知らない。もしかしたら、俺がアイツに依存してるの…かもな。
■ジタンについてどうおもいますか。
騒がしい奴その2、だ。人に飛びついてくるのはどうにかならないのか…。しっぽを自在に動かせるのは結構だが、それで俺を捕まえるのは止めてくれ…。
■ティーダについてどうおもいますか。
騒がしい奴その3、だな。ティーダも飛びついてくるが…、アイツの場合、飛びつくというよりタックルを仕掛けてくると言った方が正しい。一応加減はしているようだが、正直危険だ。どうしてアイツらはああも騒がしい上に俺に構ってくるんだ…(溜息)
ジタン・トライバル編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
ん~、ライトはオレ達の大黒柱?あいつの揺らがない信念がオレ達を支えてくれてるって思うんだ。だけど、もしライトが躓いたりふらついたりしたら、オレ達がライトを支えてやる。だからもうちょっと自分の気持ちとかに敏感になった方がいいと思うぜ~?
■フリオニールについてどうおもいますか。
フリオは単純?いや、馬鹿にしてんじゃないって。えーと、熱血、そう熱血!物事をストレートに受け取るって言えばいいのかなぁ。真面目なんだよな。でもオレ達の馬鹿にも結構付き合ってくれるぜ。あと不思議なのは、見た目的にはモテそうなのに、女の子に免疫ないみたいなんだよな~
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
ネギは生意気。でも最近結構素直になってきたかも。なんだろう、きっとなんかあったんだろうな。あいつ、ガキなのに理屈っぽかったからなぁ。理屈で考えるのって悪いことじゃないと思うけど、でも一番大事なのは自分の気持ち、だろ?自分の気持ちに従って動くのに理由なんか要らないんだ。
■セシルについてどうおもいますか。
兄貴って…あー、いやなんでもない。まあ世の中兄弟って言っても色々だもんな。セシルは仲間の潤滑油みたいなカンジかな。でも、たまに笑顔で押し切られることもあるんだよなぁ。優しそうだからって甘く見ちゃいけないっていう典型的なタイプかも。
■バッツについてどうおもいますか。
同じノリで話せるから気楽なやつ。あれで20ってのは落ち着きなさ過ぎじゃないかって思うけど、興味があればどこへでもふらっと行っちまうフットワークの軽さがバッツの良さだもんなぁ。それと、能天気に見えるけど結構ちゃんと色んなこと見てるやつだぜ?
■ティナについてどうおもいますか。
ティナは可愛い。コレ絶対。やっぱり女の子がいいよなぁ!…だけどティナに関しては問題が1つあってさ。ほら、ティナって手触りがいいもの好きだろ。オレのしっぽ、触るのも好きなんだよな…。女の子のお願いは叶えてやりたいけど、しっぽは神経通ってるからちょっとくすぐったくてダメなんだよ…。
■クラウドについてどうおもいますか。
ほんと、もうちょっとでいいから明るくなった方が絶対モテるって!クラウドは自分から話すタイプじゃないけどさ、聞けば色々話してくれるし、なんか多趣味なんだ。チョコボレースにバイク?にスノボ?いや、パイクとスノボってのはオレもどんなのか知らないんだけどすっげースピード出るらしいから楽しそうだよな。
■スコールについてどうおもいますか。
最初は冷たくてとっつきにくいやつって思ったけどさ、オレ達のこと、信じてくれてるんだよな。それと、本人意識してないんだろうけど、カッコつけようと意識しなくてもカッコがついちゃうズルイやつ!ガンブレだっけ?あの武器からしてカッコいいもんなぁ。手入れしてる姿まで決まってるもん。ホントにズルイ。
■ティーダについてどうおもいますか。
明るくていいやつ!時々ポロッと口にしちゃいけないことまで言うから真面目な連中に睨まれてる。睨まれるだけで済んじゃうのがティーダだけど。なぁんか憎めないんだよな、あいつって。全部明るく言っちゃうからかな?あいつの明るさって凄く貴重だよ、オレ達の中じゃ。シリアスばっかりじゃ息が詰まるもんな。
ティーダ編
■ウォーリアオブライトについてどうおもいますか。
ライトはもっとはっちゃけちゃってもいいッスよ。真面目なのもいいけど、たまには思いっきり笑ったり怒ったりするのって大事!ライトが馬鹿笑いしてるとことか見たいッスねぇ。…ホントに見たら何か見ちゃいけないもの見ちゃった気分になるかもしんないッスけど。
■フリオニールについてどうおもいますか。
たまに「のばら~」って呼ぶと怒られるけど、フリオはいいヤツッスね。いつかブリッツ一緒にやろうって言ったら快くオッケーしてくれたッスよ。のばらの咲く平和な世界を作りたいって夢、フリオらしくていいと思う。今じゃみんなの夢みたいになってるッス!そんな世界で、ブリッツもやってやるんだ。
■オニオンナイトについてどうおもいますか。
ネギはなんだか弟みたいッス。たぶんネギにそう言ったらメッチャ拗ねられると思うけど。でもなんだか、弟いたらこんなカンジなんかな~って。しっかり者で生意気で「こんのガキ~!」つって頭グリグリしたりしてさ。うわー、ヤバイ、楽しそうッスよ。今度ネギの頭グリグリしてやろーかな。…プチメテオとかくらいそうで危険か。
■セシルについてどうおもいますか。
みんなに気を配ってくれてるッス。セシルがいなかったら、ライトとかクラウドとかスコールに怒られる回数もっと増えてるんだろうなあ。でも、セシルは実は怒らせたら一番怖いんじゃないかと踏んでるんスけど、どうだろ?セシルはいっつも優しいし、怒ったとこ想像できないから余計そう思うのかもしれないッスね。
■バッツについてどうおもいますか。
ノリ一緒!勢い大事!やっぱり一人よりも誰かと騒ぐほうが楽しいッスよね!…えーと、まあ、あれで20ってどうだろう、なんて思ってるのは内緒ッス。オヤジさんと一緒に旅をしてたって言ってた。剣もオヤジさんに鍛えられたって。バッツのオヤジは強くて尊敬できる人だったんスね…。
■ティナについてどうおもいますか。
ホントはさ、こんな戦いばっかのとこにいちゃいけない子だと思うッス。仕方ないのかもしれないけど、魔力が強いのもよく解ってるけど、そんなんで戦わされるって絶対ダメだ。でもティナはティナで色んな想いがあって戦ってるんだと思う。なんか、そーゆーとこ、ちょっとだけ、知ってる子に似てるッス。
■クラウドについてどうおもいますか。
冷静だし強いし、頼りになる仲間ッス。でも考えすぎて立ち止まっちゃうタイプ?何にも考えずにただ進むってのも時には必要ッスよ。バッツとティナに頭撫でられて無言で我慢してるとこ見るの、微笑ましくて好きなんスよね、実は。本人に言ったら速攻バスターソードが飛んできそうだから言わないけど。
■スコールについてどうおもいますか。
もっと言いたいこと言えばいいのにって、顔にも声にも出せばいいのにってホント思うッス。スコール、額の傷の所為でただでさえ厳しそうに見えるし、キレイな顔してるんだから笑えばいいのにな~って思う。オレと同い年って知った時はおっどろいた~!傭兵って戦闘のプロだろ?17でそれってスゲー。
■ジタンについてどうおもいますか。
初めて会った時、ついしっぽを思いっきり握っちゃってスッゲー怒られたッス。だって本物かどうか確かめたくなるっしょ?今じゃバッツとジタンとオレで賑やかトリオ扱いされてるけど。あとは、ジタンと勝負するとめちゃくちゃアクロバティックになって面白いッスよ。
DFF 我が家の設定
■コスモスメンバーの年齢・身長なんかは基本的に原作準拠。小説等の派生作品は無視。
要は「FINAL FANTASY 20th ANNIVERSARY ULTIMANIA」及び
「DISSIDIA FINAL FANTASY ULTIMANIA」記載の設定のみオフィシャルとして認識。
黒字はオフィシャル設定・赤字はオリジナル設定
・ライト[189cm 23歳]
・のばら[181cm 20歳]
・ネギ[150cm 13歳]
・セシル[178cm 20歳]
・バッツ[176cm 20歳]
・ティナ[160cm 18歳]
・クララ[173cm 21歳]
・スー[177cm 17歳]
・ジタン[153cm 16歳]
・ティーダ[175cm 17歳]
■基本的に全員本編ED後(もしくはED中)に召喚されてます。
本編ED後召喚→1・2・3・4・5・6・7・10
本編ED中召喚→8(時間圧縮世界彷徨い中)9(ラスボス戦後行方不明中)
■本来の世界についての記憶喪失の程度は人それぞれ。
セシル=バッツ=クララ=ジタン=ティーダ≧ネギ>のばら>>ティナ>スー>ライト
・肉親や本来の世界で深い因縁がある相手が共に召喚されてる連中(4・7・9・10)や武器以外に本来の世界を思い起こさせる物を持って召喚されているバッツは、ほぼ完全に近い記憶を保持している。記憶保持率ほぼ100%
・ネギは実際には多少欠けてる記憶があるが、記憶が欠けてるとあまり意識しない程度。記憶保持率90%
・ゲーム中に記憶が欠けてる描写があるのばらは、大まかには記憶がある。祖国が侵略されて反乱軍に身を投じ、皇帝打倒の為に戦ったとかは覚えてるけど、のばらが国旗の花で合言葉になったとかそういう細かい事象は忘れている。記憶保持率60%
・ゲーム中でもかつて記憶が封じられてたらしいティナは、忘れているというよりは記憶の混乱が生じている。記憶保持率40% ただし正確に思い出せるのは25%程度
・元々G.F.の影響で記憶喪失気味な上に本編EDで時間圧縮世界を彷徨いつつ帰る場所も判らなくなったスーは、バラムガーデンのSeeDという傭兵であるという事実と、後は実用的な知識しか憶えていない。記憶保持率15%
・ゲーム中記憶がない設定のライトは当然殆ど憶えていない。記憶保持率5%