バイヤー注目の一品!2012年に注目すべきニューモデル、男性が身に着けたくなるヴァシュロン・コンスタンタン
自信を持って送り出す新作モデル」は、有力ブランドからのもの。その中でもバイヤーが「イチオシ」と推薦する1本を紹介します。男性にとって時計は趣味であり相棒であり、自己表現のツールです。今回の写真では、寛ぎの時間を過ごす部屋を想定しています。モデル解説と共に、ショップや百貨店などからバイヤーが推薦する言葉が時計の魅力を引き出してくれます。
古くて新しいトノーは着けない楽しみもある
トノー(樽)型ケースは、腕時計の黎明期から存在している。主張は大きいのだが、クラシックでもあるというユニークな存在だ。
ヴァシュロン?コンスタンタンコピーは250年以上の歴史をもつ老舗。彼らはちょうど100年前からトノーケースの時計を作り続けている。このモデルはその100年間の歴史の積み重ねを表現。ベゼルを薄く仕上げることでドレス感を上げつつ、縦方向を長くしたので腕にスリムに収まる。ノンデイトの潔さも含めて、腕に着けるだけで品格をもたらすだろう。
こういう時計は普段使いではなく特別なときに着けるためにある。そして書斎でちょっと取り出して、ゼンマイを巻き上げて楽しむためにある。
257年間作り続けてきた職人たちの魂が入っている
257年間、一度も途絶えることなく時計を作り続けているのは、唯一ここだけです。脈々と続いている本物の老舗には、このようなクラシック時計がふさわしい。遠目で見るとヴァシュロンの時計だとわからないかもしれない。でも高級品は万人に受け入れられなくてもいい。腕時計を見れば、その人の人となりが少しわかりますが、だからこそ“控えめの美学”を楽しみたい。
【関連記事】:http://palepink.net/wp-includes/fonts/diary.cgi