今日の相棒、最後の「じゃ、ナポリタン」がなんだかとてもツボだった。
やー、神戸くん好きだなあ(笑)
しかし寒いですな。また雪降るんだって?
…どーせならガツンと降って積もってくれ~
某Mさんの日記がここ最近止まってるのでちょっと心配。
仕事が忙しいとかならいいんですが。
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます!
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ジタンのクリスタルの光に導かれてやってきた先の景色は。
「う…」
振動に瞬時に反応するクラウドの三半規管の繊細さを心配すればいいのか笑っていいのか、以前スコールの世界で飛空挺ラグナロクに乗った時以来の下らなくも答えのない疑問に仲間たちは曖昧な表情で様子を見るしかない。寧ろこれでよく、あの星の体内のようなエリアで戦えていたものだと場違いな感心が仲間の心を占めていることを本人は知らないだろう。
「わりぃ、移動中みたいだ」
ジタンも苦笑いしながら頭を掻いた。
「ここは…?」
「ここがオレの家。劇団タンタラス自慢の移動劇場艇さ」
ま、盗賊団のアジトでもあるんだけどな。でも最近は劇団が本業だから。
そう付け足したジタンは芝居さながらに一礼してみせる。
見に来いと言った割にここでは世界の様子が判らないが、ここがジタンの家だというならばそれはそれで感慨深い。確かに劇場艇という特殊さからか、ただの空路移動の手段としての飛空挺に比べてだいぶ造りに違いがあるように見えた。
「オレはここで家族みたいな仲間と一緒に笑って、怒って、芝居して、あちこち回ってく。待っててくれるレディがいるから、還る場所は決まってる」
そうして、誰かに記憶を繋いでいく。
「お前らの記憶も、繋いでくよ。ネギは物語書くって言ってたから、オレは芝居にしようかな」
「なんかジタンが凄くカッコいい芝居になったりしてな」
バッツがそう茶化す。ジタンを除く6人のクリスタルが輝き出した。
「当たり前!・・・ってウソウソ、みんなカッコいい芝居だぜ?」
言いながらジタンはスコールに自分のクリスタルを差し出す。
「オレのも、な。たぶん、バッツの幸運のお守りより効果あるぜ?」
「…そうかもな」
悪戯っぽく片目を瞑って見せたジタンにスコールがほんの微かに口許を緩めて言えば、ひどいなあ、とバッツがぼやいた。
光の中で最後に見えたのは、ジタンが親指を立ててポーズを決め、グッドラック、と言う姿だった。
「…ちっちゃいけど男前なんだよなあ、あいつ」
なんか最後凄いカッコよかったぞ、というバッツの呟きに、「ちっちゃい」は言及しないでおいてやれ、とスコールが内心思っていると、フリオニールが口を開く。
「花を見に来ないか」
その誘い文句は、2年前、世界を花で満たして平和な世界を築きたいという夢を抱いていたフリオニールらしい言葉だ。
「いいね」
セシルがすぐに同意を示し、乗り物酔いから復活したクラウドも頷いて見せた。勿論、他の3人にも異論はない。
ほっとしたように顔を綻ばせたフリオニールが手を翳すと、彼のクリスタルが光り始める。
「…うわぁ」
光が収まった途端、彼らの眼に飛び込んできたのは、可憐な花々が咲き乱れる景色だ。
「大したものだ…」
ライトも感心したように言うと、フリオニールは照れくさそうに笑った。
「これ、フリオニールが植えたのかい?」
「俺だけじゃない。仲間や村の皆が手伝ってくれた」
植えられているのはどれも比較的素朴なものばかりだが、勿論、2年前フリオニールを支える象徴でもあったのばらもたくさん植えられている。
「ようやく、この辺りはここまでになったけど、この世界にはまだまだ戦いで滅茶苦茶になった姿のままのところも多い。俺は、これからそういうところを回って花を植えていこうと思ってる」
決意に満ちた表情で、フリオニールはそう語った。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
真っ先にティーダがいなくなったので、バッツに呟いてもらう頻度が増えた(笑)