てなカンジで、バレンタインとはまったく縁もゆかりもない1日でございました(笑)
なんだろなー、ベッドの中であまりの寒さに中々寝付けず、ようやっとウトウトしたところを(3:35am)「朝青龍が引退したの?」という北アフリカに旅立っている母からのメールで起こされたりはしました(爆)<そこまでして知りたいんですかお母様
メールするんだったらググればいいのに…。
ケアルガかけてくださった方、寒さで減ったHPが戻りました(笑)ありがとうございます~
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「あー、やっぱ海は気持ちいいッス!クラウドとスコールは初めてだよな。ここがオレの住む世界!」
ティーダが大きく伸びをしながら言う。
「ティーダにピッタリなところだな」
クラウドが穏やかに感想を述べた。その言葉に、ティーダは嬉しそうに笑う。
眩しく照りつける太陽、光を反射する白い砂浜、透き通る青い海。
穏やかな波打ち際、ビサイドの浜辺に10人は立っていた。
話はほんの僅かばかり前に遡る。
イミテーションの掃討を完了した彼らは円陣を組むように混沌の果てに立った。
別れ難くズルズルと此処に居座っても仕方ない、イミテーションの掃討が完了したらすぐに帰還することにしよう。その決定に異を唱える者はいなかったから、彼らはそれぞれの手にクリスタルを握っている。
だが、別れの挨拶を口にするのは中々難しかった。暫くの沈黙の後、やはりここは自分が口火を切らねばならないだろうとライトが口を開き掛けたところで、自らのクリスタルを見つめていたティーダがバッと顔を上げた。
「見送り、来ないッスか」
「は?」
意味が判らず訊き返す仲間たちに、ティーダはいいことを思いついた、とでも言うように大きく頷いて見せる。
「うん、そうだ、見送りに来いよ!」
1人で納得しているティーダに、他の仲間たちがついていけないでいると、はいはいみんな手ぇ繋いで~、とティーダはどんどん話を進めてしまう。
「おいおい、ちょっと待てってティーダ!」
「いいじゃないッスか。これでみんなが見送りに来れたら、自分以外のヤツも連れてけるってことになるんだから」
クリスタルがその持ち主しか還らせてくれない、となれば何か別の手段を考えなくてはならないことになる。確かに全員が一斉にこの異世界から帰還してはむざむざとスコールを元の世界へと還してしまう危険性は拭えない。ティーダの言う事は理に適っていた。
「じゃ、やってみるぞ~」
言葉と共にティーダのクリスタルが輝き出し、そして今に至るのだ。
「とりあえず、自分のクリスタルの力で他人も連れて行けることが確認できたんだからよかったよね」
セシルがライトに言うと、ライトも安堵を隠さずに頷いて見せた。仲間たちの気掛かりは最早それだけだったのだから、その確認が出来たことは大きい。突飛にも思える提案をしてくれたティーダにライトは感謝していた。
そのライトの視線の先で、ティーダは背後を振り返り、そして仲間たちの方へと向き直ると泣きたいのか笑いたいのか曖昧な表情で口を開いた。
「ホントは、色んなトコ見て欲しいんだけど、そう言ってられないよな」
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さあ、お別れの時間だ。