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フレックス

残業を限りなく0に近づけろと言われてるので、僅かばかりの残業時間もフレックスで消費しないといけません。
で、朝起きたら物凄く疲れてたので、急遽本日フレックス退社。
いつもより2時間早く帰ってきました。あー、早く帰れるっていいな…。
毎日こんな時間に帰れたらいいのに…。
 
 
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます~
 
 
 
続き
 
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 年若い者達がイミテーションの製造場所について話していた頃、その場に居なかった5人の年長者は、テントの中にいた。
彼らも今後について話し合っている。ただし、イミテーションの製造場所のことではなく、それを破壊した後の話だ。
「コスモスの頼みは、あくまでこの世界の拡散を止めることだった。イミテーションの掃討については何も言われていない。つまり、僕たちはこの世界での使命を果たしたと言っていいんだと思う」
セシルの言葉に同意を示し、ライトが続ける。
「だが今のところクリスタルが我らをそれぞれの世界へと送り出そうとする気配はない。…2年前とは違う、と考えていいのだろうか」
「そうだといいよな」
バッツが真面目に言った。
「俺たちに還る場所の選択もできるといいんだが…」
フリオニールがそう話す横で、クラウドも口許に手を当てて考え込んでいる。
 彼らはイミテーションを掃討し製造源を破壊することに関しては何も不安を抱いていなかった。恐らく混沌の果てに製造源があるだろうことは彼らも推測していたし、戦力的な不安は皆無と言っていい。
彼らが問題視していたのは、そして敢えて年長者だけで話し合っているのは、それがこの世界から帰還について、もっと具体的に言うならば、スコールを彼の世界へ還さない方法についてだったからだ。
本人を交えて話しては、スコールを傷つけることになる可能性も皆無ではない。一応本人も納得したしおくびにも出さないが、元の世界への未練がないはずがないのだ。ここから還るその瞬間まで、出来るだけスコールの意識をそこから逸らしておいてやりたい。それが仲間たちの想いであり、しかしスコール1人を除いて話し合うわけにもいかないから、ここは年長者だけで、ということになったのだった。
「とりあえず、自分から還ろうとする、っていうのはどうだ?」
バッツがそう提案する。
 2年前、この世界から還るときには、クリスタルの力によって言わば強制送還されたような状態だった。別れの挨拶も満足にできないまま彼らはそれぞれの世界へと還ったのだ。
だから今度は自ら還ろうという意志を見せてはどうだろう、とバッツは言うのだ。
「確かに、2年前に比べてクリスタルは俺達自身と結びつきが強くなっている…。俺達の意志が反映される可能性は充分あるか…」
クラウドの言葉にライトやセシルも頷いた。2年前にはコスモスの遺した力、という印象の強かったクリスタルだが、今回再びこの異世界へと彼らが来て、そして各々の心の蟠りを昇華してクリスタルの力を強めたことで、彼らの意思によるコントロールがある程度可能になった、という実感は全員が抱いていた。
「問題は…」
フリオニールが呟く。
「そうなると、自分から別れを言い出さなきゃならないってことか」
その科白に仲間たちが顔を見合わせた。
還りたくないわけではないが、別れるのも辛い。それを切り出すのは勇気が要るだろう。
「イミテーションを掃討し、製造源を破壊したら、速やかにこの世界を去る」
ライトが強い口調で言い切った。
「予めそう決めておこう。下手に躊躇って2年前のようにクリスタルの力で強制的に還ることになっては元も子もない。我々は、約束したのだから」
5人の脳裏に、眸を潤ませながら気丈に「スコールをここへは還さないで」と彼らに頼んだリノアの姿が浮かぶ。あの約束は絶対だ。反故にするわけにはいかない。
「そうだね」
セシルがそう言い、フリオニール、バッツ、クラウドもしっかりと頷いた。
仲間たちの別れの時はすぐそこまで来ているのだった。
 
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あと10回くらいかなあ…。