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湯たんぽ万歳

あまりの寒さに耐えかねて、昨夜から湯たんぽのお世話に。
…ほんと、あの暖かさは人類を救うと思う(大袈裟)
ちなみにワタクシ、子供の頃から実は変温動物なんじゃね?というくらい末端の体温が維持できません。
小さい頃は、祖母の布団に一緒に入ってぬくぬくして、全身暖まって自室に戻る廊下の3歩(時間にして10秒かからん)の間に手足が冷たくなってました。今もだけど。
だいたいさ、暖房入れてる室内でキーボード打つのに時々支障が出るほど手が悴むってどーなんだ。
室内でも手袋してろっつーのか。
暖房の設定温度上げようかなあ。22度にしてあるんだけど。
 
 
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます~!
 
 
 
続き
 
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 過去を変える、クラウドよりも前にそのチャンスを提示されたスコールは、それを自らの意思で退け現在を選んだ。それは、そのチャンスを掴むことによって自分の幸福は手に入れられても、自分の大切な人達の幸福や安寧には繋がらなかったからだ。自分が護りたいものが、傷ついても護ってきたものが、護れないからだった。自分自身と大切な人達、両者を天秤に掛けた時、大切な人達の方に天秤が傾いた、だからスコールは自身の運命を受け入れ、クリスタルが楔を打てるだけの心の強さを手に入れた。
しかし今、クラウドには同じようなプロセスを踏むことができない。同じように過去を変える、という誘惑でも、クラウドに示された未来はスコールとは正反対だからだ。クラウドに示された未来ならば、護りたくて護れなかったものが護れる。失いたくなくて失ったものを失わずに済む。
2年前の一連の戦いの中で、その後の星痕症候群の蔓延で、為す術もなく失われた命の数を思えば、今ここで過去を変えることこそ正しいことなのではないかとすら思えてくる。
 記憶の奥にある、母の顔、ザックスの陽気な笑顔、エアリスの微笑。かつて憧れた、英雄の姿。
思い出の中にしかないそれらが、現実になるとしたら?
 火に包まれる村、雨の中力をなくして投げ出されたザックスの腕、胸を刺し貫かれたエアリスの姿、狂気に満ちたセフィロスの顔、星痕に苦しみ死に逝く人々の苦悶の表情。
忘れたくても忘れることのできないそれらを、なかったことにできるとしたら?
「おい」
地面にガクリと膝を着いたまま身じろぎもしないクラウドの横に、スコールが片膝を着いた。
「何が起こっている…?」
真剣な眼でそう尋ねるスコールに、クラウドは辛うじて苦い笑みを見せる。
 先日バッツに語った通り、スコールが頼みの綱だ。
楔を打つには、自らのクリスタルの力を強くするには、この状況を脱しなければならない。この誘惑に屈してはならない。クラウドはそれを忘れたわけではなかった。だがそれでも、自らの力で退けるには、眼前に提示されたそれは想像した以上に自分の心を惹きつけた。手を伸ばせば掴み取れる今とは違う幸福な未来に背を向けるなんて、自分にはできない。今こうして、ギリギリ踏みとどまっているだけで精一杯なのだ。きっと自分を信じて待っている異世界の仲間たちに知られたら、そのあまりの弱さに愛想を尽かされるだろうけれど。
スコールも当然、楔を打つためにはクラウドがこの、過去への干渉という誘惑に打ち勝つことが必要だと理解している。スコールならば、きっと冷静に、論理的に、自分の弱さを突きつけて諭してくれることだろう。
それに、過去への干渉がスコールの魔女の力によって可能になっているのなら、スコールがそれを自覚することで干渉自体が不可能になるかもしれない。
他力本願でも、今自分にはそれくらいしかこのあまりにも幸福な未来を諦める術は思いつかないのだ。
クラウドはぎこちなく苦い笑みを浮かべたまま、口を開く。
「お前と同じ、だ。過去を、変えられるんだそうだ…」
 
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もうちょい先まで行くつもりだったんだけど、なんだか長くなったので一旦ここで区切り。
…最早、短く纏めようという努力も放棄(苦笑)