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なんか切実に

ガッツリDFFの長編が読みたい。が、自分の趣味に合うところは殆ど発掘しちゃってるからなあ…。
だいたい、DFFは、つーかスコ受は携帯サイトの方が主流なのであんまり長いのはないんだよね。
うわーん、萌え補給したい~!読み耽りたい~!できればクラスコが読みたい~!
じ、自家発電にも限界があるんだ…(泣)
しみじみと、需要と供給のバランスって大事だと思う。
 
 
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます!
 
 
 
続き
 
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スコールが弾かれたように顔を上げれば、クラウドは遠慮なく傍まで来て座り込んだ。クラウドはどちらかというと思慮深く物静かで、こんな風に「1人にしてくれ」と言っているスコールの処に来るタイプではないと記憶しているから、その行動にスコールは驚く。
「お前に、言い忘れていたことがあった」
「言い忘れたこと…?」
まだ何かあるのかと警戒するスコールの様子に苦笑いしてクラウドは頷いた。
「スコールを元の世界には還さないと言ったが…」
「…」
「何処に連れて行くのかは言ってなかっただろう?」
そういえばそうだった、とスコールは思い出す。元の世界には還さない、それが元の世界とこの異世界双方の仲間たちの総意だと告げられはしたが、では自分はどこで生きろと言われているのだろう。まさかこの異世界を彷徨い歩けというわけでもないだろうし、スコールには行く当てなんてないのだ。
「あんたは俺の世界に連れて行く」
「…クラウドの?」
「ああ。あんたのところ程じゃないが、俺の世界も比較的技術の発達した世界だ。1番馴染み易いだろうと皆納得している」
そう言われて、スコールは2年前に異世界の仲間たちとの会話に苦労したことを思い出した。多くの記憶を失っていた自分だが、それでも知識として持っていたスコールにとって極々当たり前のものが仲間の多くには未知のものだったのだ。そんな中で、クラウドとティーダとは、そういう苦労を殆ど感じずに会話が出来た。その時にも、恐らく元の世界の文明レベルが近いんだろうな、と思った憶えがある。
「それと、最後までとは言えないが、俺はあんたの時間に付き合ってやれる」
「…え?」
意味を把握し兼ねたのだろう、キョトンと眼を見開いたスコールの表情が幼くて、クラウドは少し笑う。考えてみれば2年近くコールドスリープで眠っていた彼は、17歳のままなのだ。多少の幼さが残っていても当然だった。
「俺も、普通の枠からは食み出た事情があるということだ」
クラウドは、仲間たちにしたのと同じ説明をスコールにもする。スコールを自分の世界に連れて行き、永い時間を共有するうちに、いつかはもっと詳しい事情を話すこともあるかもしれないが、今のところは掻い摘んで話せば充分だろう。
「簡単にはあんたを独りになんてしないから、安心しろ」
そう言って、クラウドはポン、とスコールの頭に手を置いた。
 
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そんな重要なこと言い忘れんな、と思っても突っ込んじゃダメです(笑)