限りなく徹夜に近い状態で出社。
それでよく働いた私! 午後外出の所為で太股までびしょ濡れだったしな…。
でも、夜中起きてたおかげで、今日は魔女っ子理論あげられました(^^)/
明日はホントに魔女っ子はお休みします~
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>本筋から逸れた説明も~ の方
そう言って頂けると嬉しいです!ありがとうございます!
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます!
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ほんの僅かでも、現状を打破できる可能性があるならそれに賭けたい。
スコールが「出逢えてよかった」と言ったその人たちに、どうにかしてここに来て欲しい。リノアはその為に行動することにした。元々、思い立ったら即行動するのがリノアだ。彼女はすぐにエスタのエルオーネのところまで行き、協力を仰いだのだった。
「びっくりしたわ。リノアったら、私のとこに来て、いきなり『2年前のスコールのところに繋いで!』なんだもの。久しぶり、って挨拶もなかったんだから」
エルオーネが笑って言うと、リノアが「ごめんね」と笑う。その姿は微笑ましい姉妹のようだ。
エルオーネに事情を話すと、リノアはエスタの高速移動艇を借り(そう簡単に借りられるものではないのだが、そこはコネを有効活用した)サイファーを強引に引っ張りだして石の家へと向かった。
「接続するだけならどこでもよかったんじゃないのかい?」
アーヴァインが疑問を挟むが、リノアは首を振る。
「スコールの意識を知りたくて接続するんじゃないもん。異世界に接続したかったの。2年前のスコールしか異世界に繋がる瞬間を知らないからスコールを通していっただけ。あの時スコールが帰ってきてくれた場所の方が繋がり易いと思ったんだ」
エルオーネの力でリノアの意識は2年前のスコールに接続された。スコールが現在仮死状態な上、接続しようとしているのは時間圧縮世界を彷徨っている最中だったため、この接続は相当梃子摺った。エルオーネ曰く「ゆらゆら不規則に揺れてる半透明のビン目掛けてコインを投げ入れるようなもの」だったという。
通常の接続に比べるとかなりの時間を掛けてなんとか2年前のスコールに接続できた後は、今度はリノアが限界まで集中力を高める番だった。スコールの意識から、異世界の力が干渉してくる瞬間を見逃さず、意識を異世界へと繋げたのだ。
「よくそんなことできたな」
「だってわたし、元魔女だし」
魔女の力を身に宿していた名残で、リノアには僅かながらではあるが純粋な魔力があった。魔法を放てるほどの力ではないが、その力を掻き集めて意識を異世界に繋ぎ続けたのだという。アルティミシアが時間圧縮魔法を発動したことからも、魔女の魔力には時空間に影響を及ぼせる力があるのか、若しくは、錯綜する時間と空間の中で自身の存在を保っていられるだけの力があるのだろう。
「だからもう、今は空っぽになっちゃったよ」
正真正銘極々フツーの一般人でーす、とリノアは笑い、話を続けた。時間圧縮世界を経由して意識を繋いでいた所為か、はたまた過去への接続から更に異世界への接続というイチかバチかのイレギュラーな大技を使っていた所為か、異世界の様子は殆ど見えなかったという。
「暗闇の中で感覚だけ追ってるので精一杯だったの。時間と空間がぐにゃぐにゃってなってるのは感じるんだけど、そこから弾き飛ばされないように必死にしがみついてるカンジ。折角だからスコールがどんなだったのか見たかったのに~」
心底口惜しそうに言ったリノアを見て、9人はなんとなく、天真爛漫な彼女にスコールは振り回されていたんだろうな、と想像がついた。
「それで、何にも見えないし聞こえないし、時間は進んでるのか戻ってるのか判らないし、場所も同じところにいるのかあちこち移動してるのか判らないし、わたしは元魔女ってだけでそんなに凄い力があるわけでもないから、いつまでもずっとその状態でいられないし、しかもちょっとだけ残ってた力もこの1回で使い切りそうだし、ていうことはもう2度とこんな接続はできないってことだし、どうしよう~!?って凄く焦ったの」
スコールに知られたら絶対怒られるね、とリノアがこの世界の仲間たちに向かって付け足した科白は、間違いない、と深い頷きで返される。
「だけど、その時、ようやくちっちゃな光を感じたんだ」
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リノアはたぶん、バッツやティーダと物凄く気が合いそうだと思う(笑)