2次創作をするようになって、結構な年月が経ちますが、今まで自分が書いてきた中で1番長いのは、アンジェの何でも屋シリーズ本編の89,000文字くらいなんですね。
2番目に長いのがFF4エジカイ連作で49,000文字くらいだったんですが…。
今日の分までで、魔女っ子理論が53,000文字くらいです(乾笑)
えーと、粗筋が2位に躍り出ちゃったよ…。これ、まともに書いたらとんでもない長さになるんだろうなあ…。
しかも粗筋すらまだ続くという恐ろしさ。長いの書けないと思ってたはずなのに、どーしちゃったんだろ私。
とりあえず、今日の分で、「理論」の部分は終わりです。でも、話的にはこれからが盛り上がり部分。
もうちょっと短く粗筋らしくさっと纏めたいけど、ここから私のスコリノ愛が爆発しそうな気もヒシヒシとするので、やっぱりそこまで短くは纏められないかもなあ…。これでも端折ってるはずなのに…orz
あちこちのサイトさんでアップされてるスコ誕SSを読むにつけ、自分の萌えの方向性に疑問を感じます(苦笑)
皆ここぞとばかりにラブラブなの書いてるのに!
なんで私はあんなネタなんだ…。でも、あれしか浮かばなかった…つーか、どーしてもあれが書きたかったんだ…(笑)
▼フォーム返信
>私もティーダに~ の方
ですよね(笑)いや決してティーダを凄いお馬鹿だと思ってるわけではないんですけど、DNAの解説はどう考えても無理ですよね…(笑)
ケアルかけてくださった方々、ありがとうございます~!
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その地図は随分使い込まれたものだった。あちこちに印とメモが書き込まれている。
「ハインの遺伝子を持つ人々が住む場所…。それを見つけられたら妻を救えるかもしれない。そう考えた私はその場所を特定することに夢中になりました。…結局、妻が姿を消すまでに特定することは叶わなかったんですがね」
1人で、しかも孤児院の運営やガーデンの設立準備などと並行しての作業ではなかなかスピードも上がらない。結局イデアを救うという目的は果たせなかったものの、シドはガーデン設立後も学園長としての仕事の傍ら情報の収集と解析、考察を進めたのだという。
「地図の印は魔女に関する記録や伝承が残っている場所です。印の色が青いものほど現代に近く、赤いものほど時代の古い伝承を表しています。だいたい100年単位、赤色の濃いものだと200年から300年単位くらいだと思ってください。魔女の名前が判っているものは名も書いてあります。時期と内容から考えて同じ事象を伝えていると思われるものには同じ番号を振ってあります。見てください。赤いものほど狭い範囲に集まっているでしょう」
言われてみれば確かに、赤色の濃い印は狭い範囲に集中し、青いものほど放射状に世界各地に広がっている。
「ハインが人に負けた頃、人々の多くが暮らしていたのは、この濃い赤色が集まっている地域、今のドールの西部辺りだったんでしょう。神聖ドール帝国があったことからも、この辺りが古くから栄えていたことが窺い知れます。人口の増加と共に人々は新たな土地へと移り住んでいき、魔女もまた世界各地へと散っていった…。現代にもアデルとイデアが同時期に存在したことからも、ハインの力を継承した女性は複数いたことは確実ですしね。番号や名前を見ると判りますが、青い印ほど広範囲に同じ記録が残っています。青い印の場所すべてに魔女がいたわけではなく、情報の伝達スピードが速くなってあちこちに記録が残っているんでしょう。しかしこのガルバディア南部地域を見てください。おかしいと思いませんか?」
シドが指差す場所に視線が集中する。ガルバディア南部の中でも特に小さな範囲が、ぽっかりと穴が開いたようだ。印がついていないわけではない。ただ他の地域に比べると。
「…濃い赤と濃い青の印ばっかりだね」
オニオンが指摘すると、シドはそうです、と頷いた。
「印は赤から青へと概ね放射状に広がっているのに、ここだけ中間の魔女の記録が殆どないんです。あるのはハインの頃の伝承か、近年のものばかりです」
それは、この地域に住む人々が部外者を殆ど受け入れずに生きてきた証拠だ。1つの血脈を、外へ流出させずに繋いでいこうと思えば集団を出て行く者を出さないのは勿論、部外者も出来る限り排除するしかない。近年の魔女の記録が残るのは、より広範囲に情報を配信するツールが出来た為と、長い時間を経て排他的に暮らす意味が見失われつつあったからだろう。
「この地域の中に、きっとハインを崇拝した人々の集落がある。私はそう確信し、そしてそれはここだと思ったんです」
シドの指がとある地名を指し示す。
「…ウィンヒル?」
「記録ではガルバディア建国以前からある古い村で、花の栽培生産が主な産業の小さな集落です。幹線道路からも外れた地域なので、今でもあまり人の出入りはありません」
「貴方が、ここだと思う理由は?」
「1つは、地形です」
「地形~?」
そんなものが理由になるのか、とティーダが目を丸くした。
「ウィンヒルはその名の通り、集落が小高い丘を中心に形成されています。丘というのは、古来から宗教都市になり易い場所です。丘の上に神殿や宗教的建造物を建てることが多い。人には崇める存在を高い所に祀る習性があるんですよ。山が神聖視されるのもその為です。勿論神殿などは山などにも建てられますが、その場合は集落を形成することはあまりないですね。人が住むには環境が厳しいですから。人々が生活し、尚且つ人々よりも高い位置に崇める存在の場所を作る。丘という地形はそれに適しています。このガルバディア南部地域はどちらかというと平坦な地形が多く、宗教的集落を作るに適した丘陵地帯はほぼここだけです」
そういえばガガゼト山は霊峰だったなあ、とか、クリスタルも高いとこに祀られていたっけ、など各々納得できるものがあったらしい。シドの説明に同意を示すと、シドは「それともう1つ」と言った。
「もう1つ、ウィンヒルがハインの末裔の集落だと考える根拠。それは、地名です」
「地名も理由になるのか?」
「場合によってはね。この地名をよく見てください。簡単なアナグラムですよ。アナグラムと呼ぶのも憚られるほどの」
「…アナグラムって、何?」
「文字の順番を入れ替えると別の意味が出てくる言葉遊びの1種だ」
「ふぅん…」
9人の視線が地図上の“Winhill”という文字に集まる。
「まず、ウィンヒルが丘という地理的特徴を指しているのは明白ですから、1単語になってしまっているスペルをこう分けられますね」
シドが地図の地名の横に“Win Hill”と書き入れた。
「うんうん、それで?」
「後は簡単な話です。頭文字を入れ替えてみます」
書いた文字の下に、頭文字を入れ替えて、シドが更に書き足す。
「これって…」
書き足された文字。それが意味するもの。
「“Hin Will”……ハインの意志、です」
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ウィンヒルのスペルのアナグラムを思いついた時、自分的に「上手いこと思いついた!」的達成感がありました(笑)
いや、拙いのは承知なんですが、こういうネタがあると、ちょっとドラマチックな感じするじゃん
そして、たぶん基本言語は皆共通なんだということにしておいてください(苦笑)
それぞれの世界でしか通じない言葉もあるけど、各世界の共通語は異世界でも共通語。
ま、そーじゃなきゃDFF自体がツライよね、意志の疎通できなくて。